いつからいつまで働いてくださいという期間を定めるときは上限の年数が決まっています。
この上限の年数が３年です。

雇用期間：２０２４年４月１日～２０２５年３月３１日
雇用期間：２０２４年４月１日～２０２７年３月３１日
はありですが、
雇用期間：２０２４年４月１日～２０２８年３月３１日
はＮＧです。

なぜ、契約期間に上限が決められているかというと、契約期間を定めた雇用契約は基本的に途中で辞めることができません。
つまり１０年の期間を定めて雇用契約を結んだ場合、辞めたくても１０年間は辞められないという状況になってしまうのです。
※契約期間がない場合（無期契約）は、いつでも辞めますと言うことができます。

このような労働者の過度な拘束をなくすため、契約期間には上限があります。

なお、６０歳以上の方、弁護士などの高度な専門的知識が必要な業務は上限が３年から５年に変わります。

もう１つ、工事の期間など必要な期間が決まっているものは、その期間が上限となります。

契約期間を定めて働き始めるときは、どのくらいの期間になっているのかを確かめた方がいいですね！